基礎知識④  たるみ、肌のハリ治療の理論

たるみや肌のはりのなさは皮膚や皮膚をささえる組織が伸びてしまうことでおこります

つまりそれを縮めることができればたるみやハリは改善できるわけです

基礎知識①~③の中では波長800nm以上の光やレーザーが関与します

光の波長が長くなると水に吸収され、皮膚の温度が上がります

その温度が皮膚を刺激し、コラーゲンを作りだしたり、さらに高温にできれば、肉を熱すると縮むのと同じように縮めることができます

ただ光やレーザーだけで皮膚を効果がでるレベルで安全に熱することは難しいため、高周波(RF:電気)や超音波などを使う方法が開発されたのです

皮膚を薄めにつまむとつまめる部分が真皮というところです

高周波でも真皮の浅いところにだけ作用するバイポーラ(皮膚に当てる金属電極が2つになっている)と深くにまで作用するモノポーラ(皮膚に当てる金属電極が1つ)があります

例えばポラリスは波長900nmのダイオードレーザーに高周波(RF)を組み合わせたもので

フォトRFリファームは、波長700~2000nmの赤外線と高周波RFを組み合わせたものです

どちらも水に吸収されやすい800nm~の光と皮膚の浅いところ(真皮の浅い部分)を加熱するバイポーラを組みあわせてより効果的に温度を上げようとしているのです

ただこれらの治療は肌のハリをだすにはいいのですが、たるみを治すには弱いため、モノポーラ型の高周波治療であるサーマクールや超音波で焦点をあわせて加熱するウルセラシステムなどの強力な治療が開発されているのです

サーマクールだと真皮の深いところから皮下組織上層まで約60℃と強く加熱でき、ウルセラシステムだとさらに深く皮下組織(脂肪)より奥の筋肉層表面まで約75℃と強く加熱することができます

ポラリスやフォトRFリファームは真皮浅層を定期的に何度も温めて徐々にハリを改善する治療で、サーマクールやウルセラシステムは深層をしっかり加熱して1度の治療でたるみとり効果をだそうとしている治療となります